mustとhave to

must と　have to を使った文章を練習します。

英語学習者なら、must もhave toも聞いたことは勿論あると思います。
どちらも肯定文であれば「～しなければならない」という意味になりますね。

You have to 動詞
You must　動詞

「have to　と　must とはどう違うのか？？」
と疑問に思う人が多いですが、
意味はどちらも同じです。

ただ、must の方が、少し意味が強くなります。

そのため、ネイティブの会話では、
have to を使う事の方が断然多いのです！

You must take off your shoes here.
You have to take off your shoes here.

この2文は意味はどちらも同じですが、
あとの方が柔らかいイメージです。

さて、ここから注意ポイントを押さえて欲しいのですが、
これらの文が、否定文になった場合、意味が違ってくる、という点です。

You must not take off your shoes here.

このように、mustのあとにnotが入る場合です。

この意味は、
「ここで靴を脱いではいけません。」　
という禁止の意味になります。

You don’t have to take off your shoes here.

この意味は、
「ここで靴を脱がなくても良いです。」　
という意味になります。

「禁止」と「～しなくても良い」という意味の違いが出てきますね。

実は、ネイティブではmust の否定文はほとんど使われることが無いのです。
正式な文書では使われることが時々あります。

そのため、今この初級英会話の段階での英語学習においては、
must　は否定文にならない、という認識でも十分だと思います。

もう少し英会話に慣れてきたら、文法的な部分に踏み込んでやっていくことにしましょう。

～しなければなりませんか？　　
～しなきゃいけないの？

と聞きたい時は、have to が自然、ととらえてください。

Do you have to go home already？
➡もう帰らなきゃいけないの？

Do we have to attend the meeting ？
➡このミーティング、参加しなきゃいけないの？

Does it have to be a black pen？　I only have a blue pen.
➡黒のペンじゃなきゃいけないの？　青色のペンしか持ってない。

Do I have to do dishes now？
➡今、皿洗いしないといけないの？

have to は、日常会話では本当によく使うので、実際に独り言で、何度も使って練習してください。

【練習】
～状況に合わせてmust, have to を使う～

下の英文について、must, have to を使ってアドバイスする英語を言ってみましょう。

① It‘s raining …
雨が降っているわ。

② This T-shirt is too small for me.
このTシャツは私には小さすぎるよ。

③ It is really bad for your health.
それは本当にあなたの健康に良いわね。

④ Can you show me the answer?
答案見せてくれない？

⑤ I don’t have a pen so I’ll buy one.
ペンを持っていないので買うわ。

【解答例】

① It‘s raining …
雨が降っているわ。
➡You have to take an umbrella.
傘を持って行かないと！

② This T-shirt is too small for me.
このTシャツは私には小さすぎます。
➡You must return it.
それ返品しないと！

③ It is really bat for your health.
それは本当にあなたの健康に良いわね。
➡You must stop smoking.
たばこやめないと・・

④ Can you show me the answer?
答案見せてくれない？
➡　You must not cheat during the exam.
試験中ズルはダメです

⑤ I don’t have a pen so I’ll buy one.
ペンを持っていないので買うわ。
➡I will give you my pen so you don’t have to buy a new one.
私のペンをあげるので買わなくて良いよ。

～ネイティブは、must よりも　have to使う😏😏～