文章の名詞化
文章の名詞化、についてみていきましょう。
文章を名詞化する場合、下の3つの方法があります。
① that(S)(V)「~だということ」
② whether(S)(V)「~かどうかということ」
③ WH(S)(V) 「~がWHということ」
この3つに共通しているのは、
あとの文が、必ず、(S)(V)になるということです。
主語・動詞の順番になるということです。
主語+動詞 は、ひとつの文章になりますが、
この文章を、この①②③のうちのどれかを使って、名詞化させる、
ということなのです。
それではまず、「that」を使って文章を名詞化させてみましょう。
①は、that(S)(V)となっていますね。
「あなたが朝食を毎日食べることは大事よ。」
と言いたい時、
「あなたが(は)朝食を毎日食べる」は?
You eat breakfast every day.
これは(S)(V)がありますね。
「これが大事」と言いたいんです。
なので「that」を使って
「that you eat breakfast every day」
→「あなたが(は)朝食を毎日食べること」と文章を名詞化して、
「が大事」
→ 「is important」
となるんですね。
このように、thatを文頭に置くことで、
あとの文章を名詞化することが出来ますね。
でも…、これも…長くないですか? 主語が。
そのため、結論ファースト、
仮主語の「It」を前に持ってきて、
「It‘s important」 何が?
「that」あなたが朝食を毎日食べることが、
つまり、
It‘s important that you eat breakfast every day.
と、こういう文章になるんですね。
「that」そのあとに、「S」「V」で、
その部分を名詞化している、というわけです。
そして、もう一つポイントがあるんです。
文章の名詞化をする時の「that」は、
会話の時は省くことが出来るんです。
ネイティブは、ほぼ、省きます。
だから、
It‘s important you eat breakfast every day.
というんです。
「that」は言いません。
これが①の文章の名詞化です。
【練習】
下の日本語を英語で言って下さい。
1)彼が英語を話せるということは本当です。
2)あなたが寝るのが遅いということは良くないです。
3)そのかばんが安いというのは驚きです。
4)あなたが英語を勉強することは必要です。
5)彼がここにいないということは悲しい。
【解答例】
1)彼が英語を話せるということは本当です。
It is true that he can speak English.
2)あなたが寝るのが遅いということは良くないです。
It’s bad that you go to bed late.
3)そのかばんが安いというのは驚きです。
It is surprising that the bag is cheap.
4)あなたが英語を勉強することは必要です。
It is necessary that you study English.
5)彼がここにいないということは悲しい。。
It’s sad that he’s not here.
~ 英語では、itを使いまず結論!🐰🐰~