状態を表すBe動詞~動詞 状態を表すbe動詞~
状態を表す動詞 be動詞
「be」動詞は、日本語に訳すとなんと訳しますか?
「~である」と学校で習って、
そうとらえている方が多いと思います。
でも実は、「be」動詞は、
「ある」または「いる」と訳すと理解がスムーズなのです。
「ある」、「いる」という「状態」を表わす動詞「V」という事なのです。
状態を表すとは、どういうことかというと
「動きを表さない文章」です。
例えば、
「私は勉強する (I study)」
「私は働く (I work)」
「I speak English (私は英語を話す)」
これらは「動きを表す文章」です。
一方で、
「疲れています(I am tired)」
「雨ですね(It is rainy)」
「安いですね(It is cheap)」
これらは、「動きを表さない文章」です。
要は、その人・物(事)の状態を表していますね。
このような状態を表す文章には『be 動詞』を使います。
それでは、
「ある」と「いる」の違いは何でしょうか?
「ある」の主語は「生きていないもの」
「いる」の主語は「生きているもの」
ということなのです。
つまり、生きているか、生きていないか…
ということですね。
𝓐 𝓑 𝓒 𝓓 𝓔 𝓕 𝓖
次に
「be動詞」には2つのパターンがあります。
一つは、「S」「V」で完結する文章。
「S」+「V」
➡「私は居ます」
➡「彼は居ますよ」という時。
実際にはこれだけで使う事は少なく、
これに、説明する言葉がついて、
私は居ます ➡ ここに
I am here.
私は居ます ➡ 離れているところに
I am away.
私は居ます ➡ 戻って来て
I am back.
と、このような使い方をすることが多いですが、
「S」と「V」だけで意味は伝わります。
そして、「be動詞」のもう一つのパターンは
「S」「V」の後に、
「C」の補語という、名詞、または形容詞が必要な文章です。
「何が」「何だ
とか、「何が」「どんなだ(どんな状態でいる)」
という文章です。
「何が」「何だ」という時は、
「S(主語)」+「V(動詞)」+「C(補語)」で、
「C(補語)」には名詞が入ります。
私は居ます ➡ 母親として
I am a mother.
私は居ます ➡ 医者として
I am a doctor.
これらの場合、「S」=「C」となります。
「何が」「どんなだ」という時は、
「S」+「V」+「C」の「C」には形容詞が入ります。
私は居ます ➡ 疲れた状態で
I am tired.
私は居ます ➡ 幸せな状態で
I am happy.
このように、どちらのパターンも、状態を表すBe動詞を使います。
自分の言いたいことが、「状態」の時には「Be」動詞。
それが「何だ」の時は、あとに名詞。「どんなだ」の時は後に形容詞を繋げる、
という事ですね。
𝓐 𝓑 𝓒 𝓓 𝓔 𝓕 𝓖
【練習】
下の日本語を英語で言ってください。
① 私は日本出身です。
② グリーンさんは私たちの先生です。
③ これは私のバイクです。
④ 彼は疲れています。
⑤ 部屋はきれいです。
⑥ 私たちは幸せです。
⑦ 私は学生ではありません。
⑧ 彼は忙しくありません。
⑨ 彼らはここにいません。
⑩ 彼女は家にいませんでした。
⑪ 私は私の会社の社長です。
⑫ 私は二人の子供の母親です。
【解答例】
① 私は日本出身です。
I’m from Japan.
② グリーンさんは私たちの先生です。
Mr. Green is our teacher.
③ これは私のバイクです。
This is my bike.
④ 彼は疲れています。
He is tired.
⑤ 部屋はきれいです。
The room is clean.
⑥ 私たちは幸せです。
We are happy.
⑦ 私は学生ではありません。
I am not a student.
⑧ 彼は忙しくありません。
He is not busy.
⑨ 彼らはここにいません。
They are not (aren’t) here.
⑩ 彼女は家にいませんでした。
She wasn’t at home.
⑪ 私は会社の社長です。
I am the president of the company.
⑫ 私は二人の子供の母親です。
I am a mother of two kids.
~ 「ある」と「いる」、状態表すbe動詞 🙂🙂 ~