「~に違いない」を表す助動詞 must ~気分を表す助動詞~

気分を表す助動詞must のお話の続きです。

「must」には
①「ねばならない
②「~に違いない」
という2つの意味がありましたね。

今回は、②の「~に違いない」という使い方についてみてみましょう。

「~に違いない」
 
これは絶対高いよね!      
It must be expensive.

静花さんですよね!       
You must be Shizuka.

ここで気を付けたいのは、
「静花さんですね!」は

あなたは静花さんです。     
You are Shizuka.

には及びません。

You are Shizuka. は事実ですが、
must は100%と言っても、
話し手の気分の予測の中での100%という事なのです。

雨がすぐに降り出すに違いない!       
It must start to rain soon.

彼らは付き合っているよね!   
They must be a couple.

と、このように言います。

「must」を使って確信や推測を表すことが出来ます。
ある状況や事実に基づいて、
「こうであるに違いない」と強く信じている時に、
mustを使い、相手に気持ちを伝えてみましょう。

【練習】

mustを使って自分が確信することを表現してみましょう。
そのあとに、理由を言える場合は付け足してみましょう。

① 外は寒いに違いない。みんなコートを着ているから。

② 君はお腹が空いているに違いない。
一日中何も食べていないから。

③ 彼は先生に違いない。
教室の前に立っているから。

④ 彼女は数学が得意に違いない。
いつも良い成績だから。

⑤ 彼らは友達に違いない。
いつも一緒にいるから。

⑥ 遊園地に行くのは楽しいに違いない。

⑦ 君は誕生日パーティーを楽しみにしているに違いない。

⑧ そのケーキは美味しいに違いない。
良い匂いがするから。

⑨ 彼はすごく速いに違いない。
簡単にレースに勝ったから。

⑩ もう遅いに違いない。
すでに日が沈んでいるから。

【解答例】

① 外は寒いに違いない。みんなコートを着ているから。
It must be cold outside.
Everyone is wearing coats.

② 君はお腹が空いているに違いない。
一日中何も食べていないから。
You must be hungry.
You haven’t eaten all day.

③ 彼は先生に違いない。
教室の前に立っているから。
He must be the teacher.
He’s standing in front of classroom.

④ 彼女は数学が得意に違いない。
いつも良い成績だから。
She must be good at math.
She always gets good grades.

⑤ 彼らは友達に違いない。
いつも一緒にいるから。
They must be friends.
They are always together.

⑥ 遊園地に行くのは楽しいに違いない。
It must be fun to go to the amusement park.

⑦ 君は誕生日パーティーを楽しみにしているに違いない。
You must be excited about your birthday party.

⑧ そのケーキは美味しいに違いない。
良い匂いがするから。
The cake must taste good.
It smells delicious.

⑨ 彼はすごく速いに違いない。
簡単にレースに勝ったから。
He must be really fast.
He won the race easily.

⑩ もう遅いに違いない。
すでに日が沈んでいるから。
It must be late.
The sun has already set.

~ 「違いない」、mustを使って言ってみる 🐞🐞~

by ドリルイングリッシュ