will とbe going to の違い~未来の出来事や意思を表す助動詞~
今回は、will とbe going to の違いについてのお話です。
It will rain soon
It is going to rain soon
上の2つの違いがわかりますか?
It will rain soon.
⇒「思いつき」のニュアンス
この文では「will」を使い、話し手の個人的な判断やその場での思いつきが強調されていますね。この表現は、確固たる証拠がなくても「もうすぐ雨が降る」と直感的に予測した場合に使います。たとえば、少し曇ってきたから「もうすぐ雨が降るかも」と思ったときや、特に根拠がなくても単に「雨が降るだろう」と感じたときなどに使います。
It is going to rain soon.
⇒「雨が降ることに向かって進行している」
こちらは、未来に確実に起こる出来事に基づいた予測を表しています。これは、現在の状況や証拠に基づいて未来を予測する場合に使われます。たとえば、空が黒い雲に覆われているとか、風が急に強くなってきたなどの具体的な状況を見て「雨が降るだろう」と判断する場合です。
話し手の感情や予測とは関係なくという事になりますね。
(例)
We are going to be late for the meeting.
⇒渋滞に巻き込まれている、とか、
電車に乗り遅れた、とか、確実に遅れます!
の場合に使えますね。
【練習】
日本語を英語で言ってください。
willとbe going to を使い分けてみましょう。
① 私が窓を開けます。
② 明日は雨が降ると思います。
③ 家に帰ったら電話します。
④ これを手伝ってくれますか?
⑤ 心配しないで、私がそれをやります。
⑥ 来週末、私はおばあちゃんを訪ねる予定です。
⑦ 空を見て、もうすぐ雨が降りそうだ。
⑧ 彼女は来年留学する予定です。
⑨ 明日から運動を始めるつもりです。
⑩ 午後3時に会議を行う予定です。
【解答例】
① 私が窓を開けます。
I will open the window.
(今、その場で「窓を開けよう」と決めた)
② 明日は雨が降ると思います。
I think it will rain tomorrow.
(自分の直感や意見に基づいて未来の天気を予測)
③ 家に帰ったら電話します。
I will call you when I get home.
(今、帰宅後に電話するという意思)
④ これを手伝ってくれますか?
Will you help me with this?
(相手にその場で助けを求める)
⑤ 心配しないで、私がそれをやります。
Don’t worry, I will take care of it.
(相手に対して自発的に問題を解決することを伝える)
⑥ 来週末、私はおばあちゃんを訪ねる予定です。
I’m going to visit my grandmother next weekend.
(すでに決まっている予定を表します。)
⑦ 空を見て、もうすぐ雨が降りそうだ。
Look at the sky, it’s going to rain soon.
(具体的な証拠があり基づいて雨が降ると予測)
⑧ 彼女は来年留学する予定です。
She is going to study abroad next year.
(既に決まっている計画)
⑨ 明日から運動を始めるつもりです。
I’m going to start exercising from tomorrow.
(事前に立てた計画)
⑩ 午後3時に会議を行う予定です。
We’re going to have a meeting at 3 PM.
(既に決まっている予定)
自分の言いたいことが、
瞬時に「その場での決定」「予測」「計画」の
どれに当てはまるかを見極めて言えるよう、
何度も言って練習していきましょう。
~ 未来の話、will とbe going toで言ってみる🐰🐰 ~
