コアイメージってどんな意味？～動詞のコアイメージ～

英会話を上達させるためには、ただ動詞を暗記するだけでなく、その動詞が持つコアイメージをしっかり理解し、実際の会話でどのように使われるかを意識することが大切です。

英会話のお話の中では、「単語の持つコアイメージ」という言葉をよく耳にすると思いますが、そもそもこの「コアイメージ」って、どんな意味か分かりますか？

動詞の「コアイメージ」とは、ある動詞が持つ基本的で中心的な意味やイメージのことを指します。

たとえば、動詞「have」のコアイメージは、「所有する」や「保持する」という感覚です。そして、この「所有」というのは、物理的に何かを持っているだけでなく、経験や状態、時間、感情なども「保持する」「関わる」という広い意味を含んでいます。

こんなふうに、英語の動詞には、一つの単語で複数の意味を持つものが多いですが、それらの意味の根底には、共通する「コアイメージ」があります。このコアイメージを理解することで、その動詞がいろいろな文脈でどのように使われるかを想像しやすくなります。

日本語の動詞にも一つの動詞で複数の意味を持つものがあります。電話をかける、椅子に腰をかける、メガネをかけるなどがありますね。でも、英語に比べると、日本語では文脈に応じて異なる動詞を使い分けることが多いので、英語のように同じ動詞が幅広い場面で使われることは少ないと言えます。

だからこそ、日本人が英語を学ぶ際には、英語の動詞が持つ「コアイメージ」を理解し、それがどのように多様な場面で使われるのかに慣れていくことが重要になります。

～　１つの動詞、コアイメージで広がって👏👏～

by ドリルイングリッシュ