ネイティブが会話で使う「tell」〜動詞のコアイメージ~
前回のブログではsay のコアイメージについて
お話ししましたが
今回はtell についてのお話です。
「say」はセリフに焦点が当たっていましたよね?
一方、「tell」はどうでしょうか。
「tell」と聞いて何が思い浮かびますか?
そう、「ストーリーテラー」という言葉ですね。
物語を語る人、つまり相手にストーリーや
情報を伝える役割を担う人のことを指します。
この「ストーリーテラー」という言葉からもわかるように、
「tell」は、ただ言葉を発するのではなく、
具体的な情報や内容を相手にしっかり伝える、
そういうイメージがあるんです。
例えば、大事な話や説明をするとき、伝える相手がいて
その人に分かるように話す感覚です。
「tell」は、ただ言葉を発するのではなく、
具体的な情報や内容を相手にしっかり伝える、
そういうイメージがあるんです。
tellとは?
例えば、学校で「tell + 人 + to 不定詞」
という形を習ったことがありますよね。
なぜ「tell」では相手が必ずいるのか。
それは、「tell」という動詞の本質が、
人との会話や、やり取りを通じて情報を伝えることだからです。
だから、「tell + 人 + to 不定詞」や
「tell + 人 + that」の形で
相手と内容がセットになるんですね。
具体例をあげて説明すると、もっと分かりやすくなります。
例文で確認してみましょう。
1.I told her I didn’t go to my friend’s home yesterday.
「昨日、友人の家には行かなかったと彼女に伝えたよ。」
ここでは、「I」に対して「her(彼女)」という相手がいますよね。
そして、その後に「友達の家には行かなかった」という情報が続いています。
このように、「tell」は相手に情報を伝える感覚がポイントです。
2.I’ll tell him to go home.
「彼に帰るよう伝えるつもりです。」
この例では、「to go home(帰る)」という
情報を彼に伝える感覚です。
「tell + 人 + to 不定詞」という形で
「帰るように」という具体的な行動を伝えています。
tell の感覚をつかむコツ
「tell」のイメージは
情報や内容を相手に一方的に伝える感じです。
これは「say」とは違って、
誰に何を伝えるかがとても重要になります。
これで「tell」のコアイメージが少し掴めたのではないでしょうか?
「ストーリーテラー」という言葉をヒントに、
「相手に伝える」感覚を意識して使ってみてくださいね。
【 練習 】
日本語を英語で言ってください。
tell を使って場面に合わせて言ってみましょう。
1. 彼に真実を伝えたよ
2. 宿題を和売れないようにと彼女に行ってね
3. 私が遅れるってみんなに伝えておいてくれる?
4. 彼女、秘密をおしえてくれたのよ
5. 上司にその件を説明しておくよ
6. 医者にどこが痛いのかを話さなきゃ
7. 彼にもう一度道をおしえてくれる?
8. あの子におめでとうって伝えておいて!
9. 彼女に電話するように行っといたよ
10. どっちが本当か教えてくれる?
【解答例】
1. 彼に真実を伝えたよ
I told him the truth.
2. 宿題を和売れないようにと彼女に行ってね
Tell her not to forget the homework.
3. 私が遅れるってみんなに伝えておいてくれる?
Can you tell everyone that I’ll be late?
4. 彼女、秘密をおしえてくれたのよ
She told me her secret.
5. 上司にその件を説明しておくよ
I’ll tell my boss about that.
6. 医者にどこが痛いのかを話さなきゃ
You need to tell the doctor where it hurts.
7. 彼にもう一度道をおしえてくれる?
Can you tell him the way again?
8. あの子におめでとうって伝えておいて!
Please tell her congratulations!
9. 彼女に電話するように行っといたよ
I told her to call you.
10. どっちが本当か教えてくれる?
Can you tell me which one is true?
~ 情報を、相手に伝える「tell」で言う🤗🤗 ~