ネイティブが会話で使う 「 feel 」~動詞のコアイメージ~。

今回は、「feel」についてのお話です📚

「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」

このフレーズ、聞いたことがありますか?

ブルース・リーの名言として有名ですよね🥋 

この言葉の中には、実は「think」と「feel」の違いがうまく表れているんです。

どういうことかというと……。

「think」のコアイメージを覚えていますか?☝️

それは、頭の中でイメージを描き、それを伝えることでしたよね。

一方で「feel」はどうでしょう?

「feel」のコアイメージは、直感的に、心で感じること。

好き・嫌い、良い・悪い、暑い・寒い……

こんな感覚的なものが「feel」の守備範囲なんです。

それでは、この感覚を理解しやすいように例文を見てみましょう!

𝓪 𝓫 𝓬 𝓭 𝓮 𝓯 𝓰 𝓱 𝓲 𝓳 𝓴 𝓵 𝓶 𝓷 𝓸 𝓹

≪「feel」と「think」の違い≫

まずは「feel」と「think」の違いを明確にしましょう。

例文:

I feel cold here.
→「ここ、寒いですね。」
🌵 寒さを直感的に体が感じ取っている表現です。

これを I think cold here. と言ったらどうなるでしょう?

少しおかしな感じになりますよね。寒さや暑さは、頭で考えるものではなく、
体で感じるものだからです。

「feel」を使う場面では、直感的な感覚や感情にフォーカスしている
ということを理解してください。

𝓪 𝓫 𝓬 𝓭 𝓮 𝓯 𝓰 𝓱 𝓲 𝓳 𝓴 𝓵 𝓶 𝓷 𝓸 𝓹

≪よく使われる「feel」のフレーズ≫

How do you feel?
→「気分はどうですか?」
🌵 相手の体調や気分を気遣う決まり文句としてよく使われます。

I feel like I haven’t seen you for a long time.
→「長いことお会いしていない気がします。」
🌵 「feel like ~」は、「~のように感じる」というニュアンスでよく使われます。

I don’t feel like doing anything today.
→「今日は何もする気にならないわ。」
🌵 「feel like」の後に「動詞+ing」をつけることで「~したい気分」という意味になります。

I feel like having Japanese for lunch today.
→「今日はランチに和食が食べたい気がするわ。」
🌵 自分の心や気分の動きを自然に表現できるフレーズです。

𝓪 𝓫 𝓬 𝓭 𝓮 𝓯 𝓰 𝓱 𝓲 𝓳 𝓴 𝓵 𝓶 𝓷 𝓸 𝓹

≪~エッセンス~ 「feel」の魅力≫

「feel」は、直感や感覚、心の動きをストレートに表現する単語です。

「think」が頭で考える動作を表すのに対して、「feel」は心で感じるニュアンスが含まれます。
ハートが動かされたり、感覚的な気持ちを伝えたいときは、「feel」の出番です!

これを意識するだけで、表現の幅がグンと広がるんです!😉

~ 「feel」なら、相手に伝わる心の言葉💞💞 ~ 

by ドリルイングリッシュ