Column【英会話初心者にお勧め】
日常で使えるシンプルフレーズ
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はじめに
英会話を始めたばかりの方にとっては、スムーズな会話はとても難しい難しいことです。
ですが基本的なフレーズを覚えるだけでも日常のコミュニケーションは驚くほど簡単になります。
今回は、初心者でもすぐに使えるシンプルで実用的な英語フレーズをご紹介します。
これらを身につければ、会話のスタートやリアクションがスムーズになり、自信を持って英語を話すことができるでしょう。各項目には詳しい説明を付けていますので、シチュエーションに応じた使い方を参考にしながら、実際に活用してみてください。
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目次
【1】初心者が使えるスマートな挨拶 15選
【2】初心がスマートに聞ける!質問フレーズ10選
【3】会話が弾む!スマートな英語の相槌10選
【4】まとめ
1. 初心者が使えるスマートな挨拶 15選
英語でも、挨拶は会話の基本です。ここでは、日常のカジュアルな場面からフォーマルな場面まで、いろんなシチュエーションで使える挨拶フレーズを一緒にみていきましょう。初心者の方でも気軽に使えるフレーズばかりなので、安心して挑戦してみてくださいね。
1.おはようございます。
Good morning.
朝に使う丁寧な挨拶です。フォーマルでもカジュアルでも使えます。職場や学校での挨拶として適しているほか、カフェなどで店員に朝の挨拶として使うと、よりフレンドリーで良い印象を与えます。昼過ぎに「Good morning」と言うことは一般的にありませんので、昼以降は「Good afternoon」に切り替えましょう。
2.こんにちは
Hello / Good afternoon.
日中の一般的な挨拶です。どんな場面でも使えます。
「こんにちは」は日中の挨拶ですが、「Hello」がもっと幅広く使えます。”Good afternoon” は特にフォーマルな場面やビジネスの場で使われます。例えば、オフィスに初めて入る際や会議の前後で使用すると礼儀正しく聞こえます。「Hello」はカジュアルな場でもフォーマルな場でも使えるので、安心して使えます。
3.こんばんは
Good evening.
“Good evening” は、特にフォーマルな場面で使われることが多いです。例えば、レストランでの夕食時や公式のイベントで、誰かと初めて会う際に適しています。
4.ありがとう
Thank you.
感謝の気持ちを伝えるフレーズです。
カジュアルな場面でもビジネスの場でも幅広く使えます。フォーマルな場では「Thank you very much」や「I really appreciate it」のように言うと、さらに丁寧です。レストランや店でのサービスに対するお礼、道を教えてもらった時、ちょっとした助けに対する感謝など、どんな場面でも使えます。逆に、アメリカやイギリスでは感謝を伝える機会を逃すと失礼に思われることがあるので、些細なことにも積極的に感謝を示すと良いです。
5.すみません
Excuse me / I’m sorry.
謝罪や相手の注意を引きたい時に使います。
「すみません」は日本語では謝罪だけでなく、相手に声をかける時にもよく使われます。英語圏でも同様に、”Excuse me” は、相手に話しかけたり注意を引く時に使います。例えば、レストランでウェイターに声をかける時や、道を尋ねる時などです。
ただし、謝罪として使う場合には、「Excuse me」よりも “I’m sorry” の方が一般的です。軽い謝罪なら「Sorry」だけでも十分ですが、フォーマルな場面や深刻な謝罪が必要な時は “I’m very sorry” や “I apologize” など、もう少し丁寧な表現を使うことが求められます。公共の場や混雑した場所で、人にぶつかってしまったり迷惑をかけた時に、すぐに「Sorry」と言うのが非常に一般的です。
6.お願いします
Please.
何かをお願いする時の表現です。
「Please」は非常に重要なフレーズです。何かをお願いする時に必ず使いましょう。例えば、注文やリクエストをする際に使わないと、無礼だと感じられることがあります。例えば「Could you pass me the salt, please?」(塩を取っていただけますか?)のように、依頼をする際は「Please」を付け加えることで、丁寧な印象になります。
7.大丈夫ですか?
Are you okay?
相手の状態や体調を確認する時に使います。
誰かが困っている時や心配な場面で使う表現です。特に誰かが転んだり、病気や不調の時に「Are you okay?」と声をかけます。また、心配を和らげるために「I’m here if you need anything.」(何かあれば言ってください)という表現もよく使われます。カジュアルな会話でも、相手の気分や調子を聞くためにこのフレーズが使えます。
8.少々お待ちください
Just a moment, please.
少し待ってほしい時に使う丁寧な表現です。
丁寧に少し待ってもらいたい時に使います。「Just a second」や「Hold on a moment」といったカジュアルな表現もよく使われます。レストランやカフェ、電話での対応など、サービス業でお客様に少し待っていただく場合は、「Please」をつけるとさらに丁寧です。
9.いただきます
Let’s eat.
Thank you for the meal.
食事後に感謝を表すフレーズです。
「いただきます」にぴったり対応する英語表現はありませんが、”Let’s eat” や “Let’s dig in” などがカジュアルな食事の開始時に使われます。英語圏では、食事の前に感謝を表す文化もありますが、一般的に「いただきます」のように定型のフレーズはありません。フォーマルな場では、食事を始める前に “Shall we start?” と言うこともあります。
10.ごちそうさまでした
Thank you for the meal.
「Thank you for the meal」や「That was delicious」は、食事の後に感謝の気持ちを伝える良い表現です。特に家庭で食事をご馳走になった場合やレストランで特別な料理を食べた後は、感謝をしっかり伝えることが重要です。カジュアルな場合には “That was great!” と言うこともありますが、レストランでは「Thank you」と言うだけでも十分礼儀正しいです。
11.元気ですか?
How are you?
相手の調子を尋ねる時に使う一般的な表現です。
挨拶として最もよく使われるフレーズです。カジュアルな場面でもビジネスの場面でも使われ、「元気ですか?」のように相手の調子を尋ねることができます。ただし、答えとしては “I’m good, thanks.” や “I’m fine, thank you.” が一般的で、深い答えは期待されないことが多いです。状況によっては、「How’s it going?」や「What’s up?」というカジュアルなバリエーションもあります。
12.いいですね
That’s nice.
何かに賛成したり、同意する時に使います。
相手の提案や意見に対して賛成する時に使います。「That’s nice」や「Sounds good」がよく使われますが、さらにポジティブに「That sounds great!」や「I love that idea!」などの表現もよく見られます。例えば、食事のプランや週末の予定などに同意する時に使えます。
13.ちょっと待って
Wait a second.
少し待ってほしい時に使うカジュアルな表現です。
カジュアルに少し待ってほしい時に使います。「Wait a second」や「Hold on a sec」がカジュアルな場面で使われますが、フォーマルな場面では「Could you please wait a moment?」などのより丁寧な表現が適しています。特にビジネスの場面では、少し丁寧な言い回しを使う方が無難です。
14.わかりました
I understand.
相手の話を理解したことを伝える時に使います。
相手の話や指示を理解した時に使うフレーズです。英語では「I understand」や「Got it」がよく使われます。ビジネスの場では、「Understood」や「I see」がよく使われ、場合によっては「Thank you for explaining.」など感謝を込めた言い回しを追加することもあります。
15.気を付けて
Take care.
相手の安全を願う別れ際の挨拶です。
別れ際に、相手の安全を願う挨拶です。特に誰かが旅行に出る時や、長い別れの前に使われることが多いです。カジュアルな場面では「See you later!」や「Be safe!」などのバリエーションもよく使われます。
2.初心がスマートに聞ける!質問フレーズ10選
1.どこに行けばよいですか
Where should I go?
道案内や目的地を尋ねる時に使えるフレーズです。カジュアルで簡潔な表現ですが、「Could you tell me where I should go?」とすると、さらに丁寧でスマートな印象を与えます。観光地やイベント会場で迷った時などに便利です。
2.どうすればよいですか?
What should I do?
困った時や指示を求める時に使うフレーズです。フォーマルな場面やビジネスの場では「Could you tell me what I should do?」と丁寧に聞くことがスマートです。
3.もう一度言ってもらえますか?
Could you say that again?
相手が言ったことが聞き取れなかった時に使えるフレーズです。丁寧さを保つために、「I’m sorry, could you repeat that?」や「Could you please say that again?」と聞くとさらに良い印象を与えます。
4.どうやって行きますか?
How do I get there?
道順を尋ねる時に使えるフレーズです。旅行中や新しい街で、行きたい場所の行き方を知りたい時に便利です。丁寧にするなら「Could you tell me how to get there?」と聞くのがスマートです。
5.どれがお勧めですか?
Which do you recommend?
複数の選択肢がある時に、相手に意見を尋ねるフレーズです。例えば、レストランでメニューの中からおすすめを聞いたり、店で商品を選ぶ際に役立ちます。より丁寧に「What would you recommend?」と聞くこともできます。
6.何時に終わりますか?
What time does it start?
イベントや予定の開始時間を尋ねる時に使います。ビジネスやフォーマルな場では「Could you tell me what time it starts?」や「When does it start?」と聞くとスマートです。
7.値段はいくらですか?
How much does it cost?
商品の値段を尋ねる時のフレーズです。買い物やレストランでよく使います。シンプルな「How much?」や「How much is this?」で使われることが多いです。
8.ここで写真を撮っても良いですか?
Can I take a picture here?
観光地や特定の場所で写真を撮りたい時に使えるフレーズです。よりフォーマルな場面では「May I take a picture here?」と聞くとさらに丁寧です。
9.トイレは何処ですか?
Where is the restroom?
場所を尋ねる非常にシンプルな質問です。英語圏では「restroom」や「bathroom」がトイレを指します。「Where is the restroom?」はカジュアルでもフォーマルでも使える便利な表現です。
10.近くにATMはありますか?
Is there an ATM nearby?
現金が必要な時に、近くにATMがあるかどうかを尋ねるフレーズです。旅行先や慣れない場所で役立ちます。丁寧に聞きたい場合は「Could you tell me if there is an ATM nearby?」という表現にすることも可能です。
以上、「初心がスマートに聞ける!質問フレーズ10選」をご紹介しました。
自然で丁寧なコミュニケーションができるフレーズを、ぜひ実際のシーンで活用してみてください。
3.会話が弾む!スマートな英語の相槌10選
1.なるほどね
I see.
相手の話を理解した時に使う相槌です。
カジュアルな会話でもフォーマルな場でも使いやすく、話し手に「ちゃんと聞いているよ」というメッセージを伝えます。
2.それは面白いですね
That’s interesting.
相手の話が興味深いと思った時に使います。
さらに話を引き出したい時や、相手に話を続けて欲しい時に便利なフレーズです。
3.ほんとうに?
Really?
驚きや興味を示す相槌です。
相手が何か意外なことを言った時や、さらに詳しく聞きたい時に使います。イントネーションを工夫すると、相手に関心を持っていることが伝わります。
4.そうなんだ
Oh, I see.
「なるほどね」に似ていますが、「Oh」を加えることで少し驚きや新しい発見を示すことができます。話を理解した時や納得した時に使います。
5.それは素晴らしいね
That’s great!
相手の話が良いニュースやポジティブな内容だった時に使う相槌です。
相手の成功や幸せな出来事に共感し、喜びを共有する場面で使うと、会話が盛り上がります。
6.そう思います
I agree.
相手の意見に賛同する時に使う相槌です。
フォーマルでもカジュアルでも使いやすく、相手の意見にしっかり同意していることを伝えられます。
7.それは大変ですね
That sounds tough.
相手が困難な状況や大変なことについて話している時に使う相槌です。
相手に共感し、気持ちを理解していることを示すために使います。
8.うん、そうですね
Yeah, right.
カジュアルな会話で使える相槌です。
相手の言ったことに軽く同意する時や、会話を自然に進めたい時に使います。口調を柔らかくすることで、リラックスした雰囲気を作り出せます。
9.確かにそうですね
Exactly.
相手の言ったことが正しいと感じた時に使います。「まさにその通り」といった強い同意を示す表現です。ビジネスの場でも使いやすいフレーズです。
10.それはいい考えですね
That’s a good point.
相手の意見や提案が的を射ていると感じた時に使います。特に議論や意見交換の場で、相手を認めながら会話を進める際に便利です。
以上、「会話が弾む!スマートな英語の相槌10選」をあげてみました。
これらの相槌を使うことで、相手との会話がスムーズに進み、より親密で楽しいコミュニケーションが取れるようになりますね。
4.まとめ
今回紹介したフレーズは、初心者でも使いやすく、相手にスマートな印象を与える英語表現です。
これらのフレーズを活用して、日常の英会話をさらにスムーズに進め、相手とのコミュニケーションをより楽しんでください。スマートな英語表現を使いこなすことで、自信を持って会話に臨むことができるでしょう!
それでは、これからも楽しい英語学習を。
See you !!