Messageドリルイングリッシュ設立への想い
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ドリルイングリッシュ
代表 Satomi Tabata
ドリルイングリッシュ 代表挨拶
私の祖父、もうとっくの昔に亡くなってしまいましたが、「英磨呂おじいちゃん」はその昔、立教大学を卒業、通訳の仕事をした後、英語の教師をしていました。なので私も小学校の頃は「英磨呂おじいちゃん」から英語を習っていました。でも、私はスポーツづけの学生時代を送り、英語に興味を持ちませんでした。私は教員免許を取得していたため、結婚後、子育てがひと段落してからは、静岡市の公立小学校で教育支援員を5年間勤め、心理学にも興味を持ち、心理カウンセラーの資格も取りました。長男は13歳の時、自分の意志で単身イギリス留学。私は息子の担任の先生と毎月英語のメールをやり取りする必要があったため、改めて英語の勉強を始めました。
娘は高校卒業後ハワイの短大からアメリカの大学へ編入、帰国後は英語を教える講師を要請する仕事をしていました。今思えば、英語にまつわるルーツは「英磨呂おじいちゃん」にあったのかなあ、と改めて思います。英語が喋れる人に、喋れない人の気持ちなんてわからないのです!私は自分が英語が出来ずに苦労した経験を活かし、もっと多くの方々に英語を喋ってもらいたい。特に40代以上の女性の方々には、私の経験も重ね合わせ、英語が出来るようになって、生き生きと生活して欲しい!息子や娘の海外留学経験の力も借りて、楽しく効率良く英語を学べる教室を作りたい。そんな想いでこの事業を始めました。
1割の理解と、9割の反復練習!!
英語と日本語は全く違う言語ということは、日本人なら誰でも知っています。では、何が違うのかと聞かれたら、説明できるでしょうか?日本語と英語は、構造が違います。今の日本人の大人世代の方が受けた中学高校の英語教育では、この点にはあまり目を向けていなかったように思います。とても勤勉な日本人のほとんどが、英語の勉強に多くの時間を費やしてきました。それにもかかわらず、なぜ多くの日本人が英語で話すことに苦手意識をもっているのでしょう。英語は知っているのに、英会話が苦手!喋れない!のはなぜでしょうか。
私もそうでした。肌身離さず単語カードを持ち歩き、英文暗記、NHK基礎英語はカセットテープに録って、車の運転中はロールプレイを繰り返し、英会話のE教室に通い、駅前留学もしました。聞き流すだけのあれも、もちろん経験済みです。でも、ある出来事が起きました。13歳から単身イギリス留学をしていた息子が、3人の現地の友達を連れて帰国した時、私は彼らの会話に全く入っていけませんでした。彼らの英語を聞き取ることすら出来なかったのです。
いつかネイティブの人と英語で話せる日がくることを夢見て、英語の勉強を頑張ってきたのに……!私は今まで一体、何をやってきたのだろうと愕然としました。
あとから気づくことになるのですが、それまで私がしてきたのは、英語を日本語の枠組の中で学習していたということでした。
言葉自体に意味を持つ日本語に対して、英語は一つの文の中に「主語」+「動詞」の2つのパーツが必ず必要です。ドリルイングリッシュでは、この英語のしくみを理解することに重点を置いて、繰り返し喋る練習を行います。そして、自分の知っている英語を使って言いたいことを相手に伝えるには、というところから始めます。1割の理解と、9割の反復練習!!これが基本の考え方です。
頭の中に思い浮かべたことを、すぐに英語で表現してみる!!!それを日常生活でも繰り返して練習してみましょう。これが習慣になっていくうちに、気づくと英会話が出来る人になっているはずです。そんな人が1人でも増えてくれたら……。それこそがドリルイングリッシュの目指すこところです。