クラブメッド滞在

イギリスでサッカーがしたい、とか、
英語の勉強をしたい、という理由で
13歳で留学を始めた息子でしたが、

海外への興味は
小学校時代の、海外への家族旅行がきっかけでした。

家族旅行の滞在先は、
クラブメッド(ClubMed)というホテルで

日本から行きやすい東南アジアでは
インドネシアやタイ、シンガポールにありました。

1週間くらいの滞在中、
息子はホテル内にある子どものための
「キッズクラブ」に参加していました。

小学校の中~高学年くらいの子供が対象でしたが、

もっと幼い3歳から就学前の小さい子どもは
「ミニクラブ」というのに入るので、
息子の妹はこちらでした。

キッズクラブは
1日のスケジュールが学校の時間割みたいに決まっていて、

でもその内容は、
「プール」とか、「テニス」とか「カヤック」
「バスケット」「空中ブランコ」とか・・。
楽しそうなアクティビティが満載でした。

「プール」なんかは1日に午前と午後の2回あり、
「ミニクラブ」のほうには「お昼寝」の時間もありました。

家族で朝食をませたあとは、
夕方のシャワータイム以外は親とは別行動です。

参加する1日目は
自分は新入生の立場なので

まず、数日前から来ている同じ年ごろの子供と
友達にならなければなりません。

日本の学校の長い休みを利用しているので
同じ時期にいる家族はやはり日本人が多かったです。

5月の連休、お盆休み、年末年始には

日本人の子供たちが
1週間ほどの予定で滞在していることが多く

そのあいだにだんだん友情が深まり、

お別れの日には涙を流して別れを惜しむという
感動の時間も生まれます。

次の休みに同じクラブメッドで同じ友達に再会、
ということも何度かありました。

お世話してくれるのは現地インドネシアや
マレーシア、シンガポール出身のスタッフが多く、

ホテル内では彼らはGO(ジーオー)と呼ばれていました。

GOはそれぞれ担当が決まっていて、

レセプションだったり、ショップやバー、キッズクラブ、
アトラクションのダンス、空中ブランコ、海のスポーツのカヤックやカヌーとか・・。

そして、毎晩開かれる夜のショーに出演するのが
すべてこのGOたちでした。

歌やダンスのショー、コメディー劇、空中ブランコや
キッズクラブが出るファッションショーもありました。

そのため、
GOの存在は子供たちにとってはヒーローのようなものです。

日本人のGO以外は日本語を話さないので

彼らは英会話教室のように英単語を言いながら
子供たちに接してくれます。

なので
子供たちも
彼らがなんと言っているのかを理解しようと
必死でした。

息子はこの経験から
言葉も見た目の肌の色も違ういろんな国の人たちと
コミュニケーションをとる楽しさを

肌で感じたことでしょう。

子供の将来に役立つ経験を

だから少し歳を重ね
海外留学のチャンスがおとずれたとき、

息子はどこか海外のクラブメッドに行くのと似た感覚をおぼえ

ワクワクしたに違いありません。

息子はなぜ13歳でイギリスに?!
と、よく聞かれますが、

こんな経験がその原点にありました。

最近は

大手の英会話スクールなどでも

子供のための異文化交流のプログラムを
学校の長い休みなどに盛んに開催しています。

子供の将来に役立つ経験を
と、親が考えるならば、良い方法の一つだと思います。

息子にとってのそれが
たまたまクラブメッドだったのです。

あっ、
興味のある親御さん、

もしいらっしゃいましたら

その頃のお話し、
いつでもしますので是非ご連絡ください。

👇👇👇 

😉