13歳でイギリスに行った息子 

子供を留学させるタイミングについて
聞かれることが良くあります。

早い方が良いのか、
それとも
日本である程度基本的な勉強をした後に
海外の留学を経験した方が良いのか、
ということです。

どちらにしても
ネイティブのように英語を話せるようになるには、
短期間の留学プログラムなどでは、
なかなか難しいということです。

私の息子は13歳で単身イギリス留学を始めました。
イギリス、シュロップシャー州の
片田舎にあるボーディングスクールは
全寮制で全校生徒が200名ほどの小規模な学校でした。

日本人は一人もいないうえに、
中1英語の勉強ですらままならなかった息子は、
初めのうちは、
今、何の授業をやっているのかもわからなかったことでしょう。
当時息子は、
先生がフラスコを持って話すのを見て、
初めて理科の授業だとわかる、と言っていました。

そんな息子でしたが、
留学をはじめてから4か月後の夏休みには、
ホームステイ先のガーディアンさんから
「彼は日常の会話なら、ほぼ困らないくらいに英語を話している」
とメールの報告がありました。

息子の
「英語をしゃべりたい」
という気持ちの原動力は、
何としても周りの友達とコミュニケーションを取りたい、
という強い気持ちでした。

「友達の話す英語をマネするよう努力した」
と言っていました。
息子が比較的短期間で英会話をマスターできたのは、
人の行動をまねすることができる、
という、
運動神経の良さが成しえた結果かもしれません。